厚労省の検疫官も感染 船内で体温測定など行う

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厚労省の検疫官も感染　船内で体温測定など行う

2020/02/12 公開 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに乗客乗員39人と厚生労働省の検疫官1人が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。 　加藤厚生労働大臣：「（クルーズ船で新たに）39名について陽性が確認されました。また、このクルーズ船で検疫を行っていた職員1名について、きのう、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました」 　厚労省によりますと、クルーズ船の乗客乗員53人を新たに検査したところ、乗客29人と乗員10人が陽性と判定されました。1人は10代の女性だということです。10代が国内で感染を確認されたのは初めてです。このほか、検疫官の男性1人についても感染が確認されました。この検疫官は3日夜から4日夜にかけ、船内で乗船者の体温測定や質問票の回収作業にあたっていて、現在、入院しています。クルーズ船で感染が確認された乗客乗員はこれで174人となりました。このうち60代から70代の男性4人が重症です。4人は人工呼吸器をつけているか、あるいは集中治療室に入っていて、このうち60代の男性1人と70代の男性2人の3人が日本人です。