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激レア、珍しいサメの赤ちゃん展示 竹島水族館

 Uploaded by 朝日新聞社

激レア、珍しいサメの赤ちゃん展示 竹島水族館
2020/01/07公開
東アフリカ沿岸に生息する小型でおとなしいサメ「ショートテールナースシャーク」の繁殖に、竹島水族館(愛知県蒲郡市)が成功した。2年前の繁殖では孵化後に子ザメが死んでしまったが、今回は7匹が元気に育ち、一般公開中だ。同館は「繁殖の成功や、赤ちゃんザメの展示は国内初ではないか」と説明する。サメの仲間は、産む卵の数は少ないが、一つひとつが大きい。ショートテールナースシャークの場合、成体(体長約75センチ)の雌雄が交尾して一度に産むのは1、2個。鶏卵よりやや大きく、平たい袋状の卵の中で1匹の子ザメが育つ。今回は、親が水槽内に産み落としてから約半年たった夏に相次いで孵化した。
 飼育を担当する戸舘真人副館長は「2年前はカビが生えてしまった卵があったので、今回は水流を強くし、水槽内に送る空気も多くした。孵化させたという記録がほとんどない珍しいサメなので、手探り状態。孵化後も餌を工夫した」と話す。
 体長12センチほどに成長した子ザメは、親とは別の水槽で展示している。夜行性で昼間はじっとしていることが多い。戸舘さんは「1匹ごとに個性があって、流れがあるところが好きで泳ぎ回る子ザメもいる。赤ちゃんの展示はおそらく国内初なので、ぜひ見に来てほしい」と話している。





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