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石川佳純、3度目の五輪への思いを語る 「東京で、一番強い自分でいたい」

 Uploaded by 朝日新聞社

石川佳純、3度目の五輪への思いを語る
「東京で、一番強い自分でいたい」

2020/01/07公開
東京五輪の卓球日本代表(男女3人ずつ)が内定した。シングルスは、1月の世界ランクで上位2人ずつを選出。女子は3位の伊藤美誠と9位の石川佳純が選ばれた。26歳の石川がこの夏、3度目の五輪に挑む。「(発表で)自分の名前を聞いて、改めて覚悟が決まった。東京で、一番強い自分でいたい」
 たった2枠のシングルス代表をつかみ取る道のりは、経験したことのない苦しい時間だった。「初めて(卓球を)嫌いになりました。見るのも嫌。考えたことすらなかったけど、『何でこんなにつらいことやっているんだろう』なんて」
 2019年初めの世界ランクは日本女子トップ。だが、秋には五輪選考ポイントで3番手に落ちた。「『このプレースタイルがもうダメなのかな』と思うこともあったし、『若い選手の方が中国勢に勝てる』って疑いの目を向けられていることも、もちろん知っていました」。報道陣の前では強気に振る舞っても、勝負をかけたはずの大会で早々と敗れる日々。「勝ち方、忘れちゃった」。そう思ったこともあったという。心を保つためのささやかな楽しみは、テレビドラマだった。「(次回を見るために)とりあえず来週までは頑張ろうって。未来を考えると、つらくなっちゃうから」。目の前の一日を耐えるように過ごし、前に進んだ。





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