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130年続く牛の行進が人気の神津牧場 群馬・下仁田町

 Uploaded by 朝日新聞社 2020/10/11

130年続く牛の行進が人気の神津牧場 群馬・下仁田町

牛たちが堂々と行進し、生き生きとしている。そんな牧場が群馬県下仁田町の山中にあると聞いた。こだわりは放牧による酪農。始まりは約130年前の明治時代、1人の青年が抱いた信念からだった。午後1時ごろ、放牧地に散っていた褐色のジャージー種約90頭が自然と集まり、列をなして車道を歩き出した。標高1千㍍、広さ387㌶の牧場に観光客の歓声が響いた。「実は見せるための行列ではないのです」と須山哲男場長。歩いていたのはすべてメス。目指すのは数百㍍離れた搾乳場で人の指示は特にない。牛たちは1日の多くを放牧地で過ごす。搾乳は早朝と午後3時ごろの1日2回。そのため放牧地と搾乳場を2度往復することで、牛1頭の歩く距離は年629㌔にもなり、放牧地での散策を含むと1千㌔にも及ぶという。





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