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そっと打ち上がった「悪疫退散」花火 3密避け非公開の25発

 Uploaded by 朝日新聞社
そっと打ち上がった「悪疫退散」花火 3密避け非公開の25発
2020/05/13 公開
岐阜市の花火師が5月12日、新型コロナウイルスの終息を願って岐阜城近くの夜空に花火を打ち上げた。花火製造や打ち上げを約100年続けてきた村瀬煙火の村瀬功専務が企画した。花火玉や花火の筒に「悪疫退散」という札を貼り、午後7時半から3分ほどで25発打ち上げた。「3密」を防ぐために日時と場所は公開しなかった。
 村瀬専務によると、花火がお盆の時期に打ち上げられるのは「慰霊」の意味があり、東京の隅田川花火大会の起源も江戸時代に流行したコレラの退散祈願だったという。「花火の原点に戻ろう」と村瀬専務は考えた。打ち上げは今回で2回目。前回も日時と場所を公表しなかったが、ツイッター上で「花火師さんの粋なはからい」「各地のお祭りや花火大会が中止されて寂しいけれど、音だけでも聞けてうれしかった」などの反響があった。
 岐阜県内では5月中にさらに3回打ち上げる予定。さらに全国の花火師の有志と「Cheer Up!花火プロジェクト 全国一斉悪疫退散祈願」を立ち上げ、緊急事態宣言解除後に全国で一斉に花火を打ち上げたいという。





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