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フリーザ様も前知事も「青汁返杯」自分の番待つ高知県民

 Uploaded by 朝日新聞社

フリーザ様も前知事も「青汁返杯」自分の番待つ高知県民
2020/05/05 公開
新型コロナウイルスの感染拡大のさなか、同じ杯を使って酒を酌み交わす高知の酒文化「返杯」の輪が新たに広がっている。感染リスクが高いとして「献杯」や「返杯」は県から自粛を求められている。そのため、酌み交わす場はSNSで、グイッと豪快に飲み干すのは「青汁」。名付けて「青汁返杯」だ。
 参加者が手にするのは酒の入った杯ではなく、高知県南国市でつくられている「遠藤青汁」。動画では、参加者は誰から返杯をもらったかを言ってから、90ミリリットルの瓶を一気に飲み干す。きちんと「ごちそうさまでした」を言い、次に「返杯」をしてもらいたい人の名前を告げる。
 青汁返杯は、高知市の整骨院院長の高浜達陽さんが始めた。新型ウイルスの影響で友人らのSNSでも暗い投稿が増えていると感じていた。「何か楽しいことはないか」と考え、オンラインの「返杯」を思いついた。
 子どもから大人まで参加できるよう愛飲していた「遠藤青汁高知センター」の青汁を使った。飲みにくい青汁をがんばって飲むことで健康を意識するきっかけになり、「新型ウイルスに負けない」という思いを共有できると考えた。
 「返杯」のリレーは約1カ月で、前知事の尾崎正直さんや地元のお笑い芸人「あつかんDRAGON」ら300人以上に広がった。和泉さんは「返杯を通じて、家に居てもみんなとつながっていると感じられる」と話す。





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