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感染のガイド 武漢滞在歴なく「三次感染」か

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感染のガイド 武漢滞在歴なく「三次感染」か

2020/01/
30
公開
29日、中国・武漢市から帰国した日本人3人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。

 日本国内でも新型コロナウイルスの感染者が増えています。ヒトからヒト、そこからさらにヒトへ感染する三次感染の可能性も浮上しています。国内で初めて感染が確認された日本人は武漢市からの観光客を乗せた奈良県に住むバス運転手の60代の男性でした。29日夜、新たに感染が確認されたのはバスの運転手の真後ろの席に座っていたツアーガイドの40代女性でした。
 大阪府・吉村洋文知事:「公益的な見地からも一定程度(女性の)行動ルートはオープンにするべき。冷静に判断してもらうために適正な情報開示は必要じゃないかな」
 女性は大阪府在住で中国籍ですが、武漢への最近の渡航歴はありません。厚生労働省はツアー客から感染した二次感染とバス運転手から感染した三次感染の可能性も指摘しています。
 こうした間、ガイドの女性が行った主な場所が分かりました。15日は大阪市内のベイエリア。そして16日には心斎橋エリアと大阪城に。翌日、17日午前にガイドの女性は関西空港に向かってツアーは終了。午後は中国・河南省からの別のツアー客のガイドを大阪市内で行いました。このツアーでは最終的に東京に向かいましたが、女性は20日に発熱して都内の医療機関を受診。そこからマスクの着用を始めました。女性は翌日も都内でガイドを続けましたが、22日に体調不良で大阪市内の自宅に新幹線と地下鉄を使って戻りました。今は大阪市内で入院しています。
 大阪のバス会社は危機感を募らせています。
 友愛観光バス・川路明則所長:「昨今、肺炎が蔓延(まんえん)しておりますので」
 大阪府八尾市にあるバス会社「友愛観光バス」。車内という密閉された空間。塗りたくるように消毒スプレーを噴射。消毒液もかなり多めに用意しています。
 友愛観光バス・高橋一紀さん:「多いんちゃうんかってくらい吹き付けています」
 バス運転手への二次感染の疑い、そしてガイドへの三次感染の疑いも浮上した感染のリスク。バス会社では今も緊張が続いています。





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