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チャーター便で206人帰国 武漢から緊迫の“脱出”

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チャーター便で206人帰国 武漢から緊迫の“脱出”

2020/01/
29
公開
新型肺炎が猛威を振るう中国・武漢市から29日、206人の日本人が政府のチャーター便で帰国しました。

 死者132人、感染者6000人以上となった新型コロナウイルスによる肺炎。帰国者はその感染拡大の恐怖について話しました。
 帰国した加藤孝之さん:「一番びっくりしたのが23日に交通がストップしたところ」
 現地で生活していた日本人うち206人が武漢市の空港で見られたのは会見の約8時間前。搭乗直前の武漢の空港内の様子を撮影した男性は出発直前の様子をこう話しました。
 帰国した男性:「結構、皆疲れ切っていて、軽食もほとんど取っていないです」「(皆マスクを着用?)そうですね。着けてない人いないです」
 集まった日本人は1人ずつ名前が呼ばれ、アルコール消毒と体温を測った後に搭乗したといいます。また、外務省職員からは体調が悪ければ申告するようにとの説明がありましたが、体調不良を訴えた人はいなかったということです。
 緊急事態に備え、空港内には救急車や多くの防護服を着た職員が待機する物々しい雰囲気のなかでの帰国。搭乗前の検査では新型肺炎の発症者はいませんでしたが、4人が熱やせきなど体調不良を訴え、東京・大田区の病院に搬送されました。さらに、29日午後には新たに1人が都内の別の病院に運ばれ、これで体調不良を訴えた人は5人となりました。
 停車したバスから降りてきた人たちは医療スタッフらしき女性と言葉を交わしたり、長旅の疲れなのかストレッチする姿も見られました。帰国者は診察と検査を受けた後に自宅に帰るか、国や都が用意したホテルで様子を見るか選べることになっていましたが、約140人が自宅に帰らずにホテルでの経過観察を希望。自宅に帰る人たちに対しても政府は2週間の自宅待機を要請し、健康状態について追跡調査を行う方針です。政府は夜にも第2便、さらに30日には第3便を派遣する方向で調整を続けています。





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