「白菜のおいしい食べ方」外側から？中心から？

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「白菜のおいしい食べ方」外側から？中心から？

2020/01/28 公開 冬野菜の代表格「ハクサイ」の食べ方について今、ネットで議論になっています。皆さんは外側から食べますか、それとも中心部から食べますか。 　今が旬、ハクサイのおいしい食べ方を説明します。まず、ドンと大きい白菜を1玉用意しました。これをこれから切っていきます。ちなみにテレビ朝日近くのスーパーで購入したこのハクサイは1玉580円でした。 　皆さんは普段、どこから食べているでしょうか。外側からの方が食べやすいので、外側から剥がすようにして使っていく人も多いと思いますが、実はおいしさを損しています。本当は内側の方から使う方がおいしいそうです。 　ハクサイは内側の中心部分から食べた方がおいしい。なぜハクサイを内側から食べるのが良いのか、この話題で注目を集めた料理家の樋口直哉さんに聞きました。 　料理家・樋口直哉さん：「ハクサイの中心部分に『成長点』といわれる成長する場所があって、外側の葉っぱから栄養素がどんどんそこに送り込まれていくので、まず内側の葉を食べてしまえば、外側の葉は栄養素、おいしさが保たれた状態で食べられる」 　樋口さんによりますと、ハクサイは収穫前は根から中心部に栄養などが上がっていきますが、収穫後は外側の葉っぱから内側へ送られていきます。そのため、内側の中心部を食べてしまうことで外側の葉っぱにも栄養やおいしさが保たれやすいといいます。 　ちなみに、ハクサイを冷蔵庫で保存する時の工夫も教えてもらいました。 　料理家・樋口直哉さん：「水分が抜けるとしおれてしまっておいしくなくなってしまうので、断面をラップなどで保護してあげた方が長持ちします」 　空気が入らないようにしっかりとラップを密着させます。さらに、冷蔵庫に入れるときのポイントですが、野菜室ではなく、より温度の低い0度から5度が最適ということで、冷蔵室に入れて保管します。