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闘病小学生「病院に犬を」 院長への手紙につづった思い ファシリティードッグと対面

 Uploaded by 朝日新聞社
闘病小学生「病院に犬を」 院長への手紙につづった思い
ファシリティードッグと対面
2019/01/01 公開
生まれつきの病気で入退院を繰り返している福岡県粕屋町の粕屋中央小5年、清武琳君が自らの経験をもとに、入院中の子どもに寄り添う「ファシリティードッグ」を広めようと取り組んでいる。12月13日には、興味をもつきっかけになったゴールデンレトリバーが働く神奈川県立こども医療センター(横浜市)を訪れ、念願の対面を果たした。
 清武君は生まれつき、背骨が横に曲がる脊柱側彎症と右側肋骨の欠損がある。5歳の頃から年2回、福岡市立こども病院に入院し、手術を受けている。
 ファシリティードッグに興味をもったきっかけは偶然だ。学校に届いている昨年10月25日付毎日小学生新聞に目を通したとき、「ベイリーありがとう ファシリティードッグ引退」の記事が目にとまった。2012年から神奈川県立こども医療センターで働いた10歳のオスのベイリーの引退と、後任で2歳のメスのアニーを紹介していた。
 「病院に犬がいるの?」。記事を読んでびっくりした。清武君が入院するこども病院は、きょうだいでも病室に入ることができない場合があるからだ。
 今年7月、入院中のこども病院の原寿郎院長に手紙を書いた。「麻酔の時が、とても怖いです。だから、この病院にもファシリティードッグがいたら、どんなにいいだろう、と思いました」「動物アレルギーや犬ぎらいで反対する人もいるかもしれません。入院中にいろいろな人に意見を聞きたいと思います」
 原院長は病室に来て、返事の手紙をくれた。「入院中のお友達への取材はもちろん大丈夫です。もしよかったら、お友達の話もぜひ教えてください」





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