SSブログ

蛇腹状に長ーく 南阿蘇地方の房切り大根

 Uploaded by 朝日新聞社 蛇腹状に長ーく 南阿蘇地方の房切り大根 (2019/12/28)

蛇腹状に長ーく 南阿蘇地方の房切り大根

冬大根が収穫を迎えた熊本県阿蘇地方で、軒先に「房切り大根」を干した家を時々見かけることができる。蛇腹状に切って長く伸びた、独特の切り干し大根だ。南阿蘇村立野の吉野ユミ子さんも、そんな房切り大根を作り続けている1人。収穫後に丸ごと2~3日干した大根をまな板に置くと、輪切り状に、しかし最後まで切らないように下側を残しながら包丁でサクサクと細い切れ目を入れていく。裏返し、表側の切り目と斜めに交差するようにまた細く切り目を入れていく。これを軒先などで干すと数日で3倍ほどの長さに伸び、1週間ほどで完成する。「切りかけ大根」と呼ぶ人もいるらしい。
 煮しめなどに使い、味がしみやすく、立体感のある独特の食感と歯ごたえが楽しめる。





nice!(0) 

nice! 0