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豪速球127キロ ハンドボール部井久アダム勇樹の技

 Uploaded by 朝日新聞社 豪速球127キロ ハンドボール部井久アダム勇樹の技 (2019/07/28)

豪速球127キロ
ハンドボール部井久アダム勇樹の技

空中でためを作った後、豪速球でゴールを打ち抜く。その最速は、時速127キロ。ハンドボール日本代表の若きエース候補が、部井久(べいぐ)アダム勇樹だ。身長194センチ、体重100キロ。父はパキスタン出身で元クリケット選手、母は日本人で元バレーボール選手だ。
 高校時代は細かった。福岡・博多高の入学時は79キロ。米8合を食べることを日課とした。中大に進学後、昨季からフランスのクラブでプレーする。環境が変わる中でも、この1年間で体重は7キロ増えた。「強いシュートは世界でも通用する」。体重に比例するように、自信も深めている。
 馬力を最大限に引き出すのが、きれいな投球フォーム。大阪大大学院医学系研究科の小笠原一生・助教は「動きのつなぎが滑らかで、力を伝える運動連鎖の順序性が素晴らしい」と分析する。
 左足で踏み切った直後の姿勢が安定している。ポイントとなるのは右足だ。体の前で90度近くに折り曲げることでバランスを保ち、ほんの一瞬、空中で体が固定される。そこから、右足を後ろに蹴り出す。「右足で空中に杭を打つイメージ」と小笠原助教。ここで、力が上半身に伝わる。




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