SSブログ

坪田愛華さんの遺志継ぐミュージカル「あいと地球と競売人」5年ぶり復活へ 松江

 Uploaded by 朝日新聞社 坪田愛華さんの遺志継ぐミュージカル「あいと地球と競売人」5年ぶり復活へ 松江 (2018/07/14)

坪田愛華さんの遺志継ぐミュージカル
「あいと地球と競売人」 5年ぶり復活へ 松江

1994年の初演以来、県内外で上演されてきたミュージカル「あいと地球と競売人」が5年ぶりに復活する。12年の短い生涯を閉じた、斐川町(現出雲市)の小学6年生だった坪田愛華さんの漫画「地球の秘密」をモチーフにした作品。寄付を募りながら、スタッフ、キャスト総勢約200人が9月の本番に向け練習に励む。
 坪田さんは、漫画の得意な女の子だった。1991年、環境問題について調べるという国語の課題を約2カ月かけて漫画で表現した。本から出てきた「アース」くんが、小学6年生の留美と英一に海洋汚染や熱帯雨林の危機について教える内容。しかし、作品を仕上げた直後に脳内出血で倒れ、帰らぬ人となった。
 「地球の秘密」に感銘を受けた作詞家や音楽家らが、オリジナルミュージカルとして大胆に翻案した。94年に出雲市であった島根音楽祭で初演され、愛知万博や東京などでも公演し、計約50公演を数えた。
 県民参加型の文化事業として県・しまね文化振興財団が主催してきたが、予算確保が困難になり、初演から20年を一区切りとして、主催を降りた。2013年10月の隠岐の島町での公演が最後になった。行政主導から民間の手へ。「いつか復活させる」。こんな思いでいた当時のメンバーが中心になって、自主企画実行委員会を立ち上げた。組織を整え、広告や寄付金の募り方などを研究するのに5年の歳月が必要だったという。
公演は9月16、17日の午前11時と午後3時の2回。松江市美保関町七類の美保関メテオプラザである。料金は前売り高校生以上2500円、中学生以下2千円、当日は各500円増し。

 会場費や人件費など約1200万円がかかる。実行委は7月31日まで、クラウドファンディング




nice!(1) 

nice! 1