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view ホームに重なる水平線 愛媛県伊予市の予讃線・下灘駅

 Uploaded by SankeiNews view ホームに重なる水平線 愛媛県伊予市の予讃線・下灘駅 (2017/7/29)

view ホームに重なる水平線
愛媛県伊予市の予讃線・下灘駅

柵もないベンチと屋根だけのホーム。目の前には波もない穏やかな瀬戸内海が広がる。夕日が沈み、海は次第に赤く染まっていく。

 香川県高松市から愛媛県宇和島市までの約300キロを海岸線に沿うようにJR予讃線が結ぶ。

 美しい景色が続く沿線のなかでも海に近い下灘駅(愛媛県伊予市)は映画、ドラマの舞台として度々登場してきた。素朴なホームが懐かしさを感じる駅に多くの観光客が訪れている。平成28年度の同駅の利用客は1日平均で35人だが、それ以上に車やバイクで訪れる人も多くいるという。
 「人がいなくて静かすぎるよりもにぎやかな方がいいかな」と話すのは駅前で美容室を営む稲本早苗さん(70)。

 稲本さんが子供の頃、駅前で雑貨店と食堂を営んでいた母・ヤエ子さんは駅員がホームで釣り上げた魚をさばき食事を提供していたという。現在は無人駅だが、「当時6人ぐらいの駅員さんがいて、松山に向かう学生たちでホームはにぎわっていた」と稲本さん。下灘駅の原風景の記憶は今も鮮明に残っている。
 今年で運行3周年を迎えた観光列車「伊予灘ものがたり」が下灘駅で熱烈な歓迎を受けていた。




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