見えない安心感 暗闇フィットネス [編集]
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Uploaded by SankeiNews 見えない安心感 暗闇フィットネス (2017/7/29) |
見えない安心感 暗闇フィットネス
大音量の暗闇で運動するフィットネスジムが増えている。「レディガガが痩せた」とネットで話題になった米国発祥のバイクエクササイズに始まり、トランポリン、ボクシング、ヨガ…と気付けば日本でも2匹目、3匹目のドジョウが暗がりにわらわら。「人目が気にならなくていい」と、シャイな日本人気質にも合うらしい。 2月に東京・渋谷にオープンした「ビーイングヨガ」に向かう。真夏の日差しがまぶしい宮益坂を上り、扉を開けると闇に包まれた。ズン、ズン…とダンス音楽のビートが響き、ブラックライトが回る。怪しいクラブ? いえいえ目的は健全。暑さでゆるんだ体をひと絞りしたい! 両手をついた体勢で、「右足を股関節から後ろに伸ばして、高く、もっと…」。スポットライトの中の男性インストラクターの指示のもと、アップテンポな曲に合わせ次々とポーズを変える。静かなイメージのヨガとは大違い。左右を間違えてハッと焦るが、他人から見えないのでホッ。50分間の終盤は疲れてふらついたが、筋が伸び、体が軽くなって爽快である。 「これまでのヨガ教室では上手な人の姿に気後れしたが、ここは自分のペースで集中できる」と3回目の川崎市OL(26)。お笑いをしている東條ナナさん(29)は初体験で、「非日常で気分転換、ストレス発散した」。 客層は30歳前後の働く女性が中心で、50平方mの狭いスタジオに、月に延べ400~500人が参加。料金は1回3500円など。プロジェクションマッピングでプラネタリウム風に投影したソフトなイベントヨガも開いている。
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2017-08-03 00:49
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