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「金色の目」のネコ、無事発見

 Uploaded by 朝日新聞社
「金色の目」のネコ、無事発見
2020/05/12 公開
行方不明だった「金色の目」のネコが5月9日夜、無事見つかった。トンボや魚の展示施設「四万十川学遊館」(高知県四万十市)の見習い館長の雌ネコ「クロ」。突然、姿を消し、同館は「ネコを捜しています」と写真付きのポスターを作り、SNSで情報を呼びかけ捜索を続けていた。
 クロ(3歳)は、真っ黒な毛と金色の目が女性や子どもたちに人気だ。3日朝、姿が見えなくなった。同館のスタッフが、池や敷地、近所を捜したが見つからない。その夜は、徹夜でクロの帰りを待ったが帰らなかった。目撃情報が多く寄せられたが、見つからなかった。
 9日夜、「ネコ見つかったと」と1本の電話がかかった。同館から南に約1キロ離れた住宅に住む夫婦が見つけた。スタッフが駆けつけると、クロが1階の押し入れの隅に丸くなっていた。少し痩せていたが、元気だった。世話をしている平林歩子さんは「連れて帰ると甘えてすりすりしてきた。寂しかったのでしょう。元気で見つかって本当によかった」と頭をなでた。
 クロは、いつもは小さなケージのベッドで暮らす。新型コロナウイルスの影響で同館は休館中だった。そのため館内で放し飼いだった。少し開いていたドアから外に出たらしい。
 クロは2017年6月、市道で保護された。重い眼病を患っていたが、その後回復し、人気者になった。「ネコ館長」をめざし、事務所の警備や館内のパトロールの仕事をしていた。





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