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びびったら即転倒の一発技「フリップフロントボード」 スケボー織田夢海の挑戦

 Uploaded by 朝日新聞社
びびったら即転倒の一発技「フリップフロントボード」
スケボー織田夢海の挑戦
2020/05/08 公開
スケートボード女子には、オリンピックに手が届く位置につける選手がいる。ストリートの織田夢海。今、力を入れている技が「フリップフロントボード」だ。坂道を下りてスピードに乗る。上り坂に設置されたレールへと向かい、ジャンプ。1回転させた板を両足で吸い付けるようにとらえる。すぐさま腰をひねり、レールに板を滑らせて、着地。わずか1秒程度の間にいくつもの動きが詰め込まれている。
 板を縦に1回転させる「キックフリップ」と、板の中心部をレールにかけて滑らせる「フロントサイドボードスライド」を掛け合わせた技だ。
 東京五輪で初めて採用されるスケートボード。ストリートは、坂や階段、手すりのような構造物を模したコースで実施される。45秒間の自由演技「ラン」を2回、一発技の「ベストトリック」を5回の計7回すべて10点満点で行い、そのうち上位4回の合計点で競う。
 一つ一つの技に決まった点数はないが、高得点を狙うには、二つ以上の技を合わせた複合技を成功させることが不可欠になっている。
 織田は1年半前にフリップフロントボードに取り組み始めたが、昨春、練習で左足首を捻挫した。転倒などへの怖さが増し、一度は習得を諦めた。





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