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「水着マスク」生産急ピッチ 福島から恩返し

 Uploaded by SankeiNews 2020/03/24

「水着マスク」生産急ピッチ 福島から恩返し

新型コロナウイルスの感染拡大が世界各地で広がるなか、福島県二本松市の縫製会社「富樫縫製」では水着生地を使用したマスクの製造が急ピッチで進められている。  同社では水着やレオタードなどのスポーツウエアを製造しているが、中国から材料の輸入が滞り、急きょ廃棄する予定だった水着生地の在庫を使用しマスク製造を始めた。1枚500円で販売しているマスクが、現在1日に3000枚を製造しても需要に追いつかない。月末まで日に5000枚、来月以降は日に10000枚の製造を目指している。  裏地にはガーゼなどのフィルターを入れられる仕様になっており。洗って繰り返し使用できるため「いつか無くなる使い捨てマスクと違い、持っているだけで安心感が違うのでは」と富樫三由社長(71)は考える。すでに全国から感謝の声が寄せられており「東日本大震災以降、福島県は多くの支援を受けた。その恩をこの機会に少しでも返せれば、という気持ちで作っています」と話した。





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