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国内最初期の国産路面電車が重文指定に 京都

 Uploaded by SankeiNews 2020/03/19

国内最初期の国産路面電車が重文指定に 京都

文化審議会が19日に重要文化財に指定するよう答申した中には、国内初の路面電車として明治28年に運行を始めた京都電気鉄道の車両も含まれた。路面電車としては初めての重文指定となる。明治期に製造された車両は、電鉄の後身、京都市電となっても市内を走り、現在は平安神宮(京都市左京区岡崎)で保存されている。 車両は長さ8・23㍍、幅1・98㍍。国産として最初期の明治44年に堺市の鉄工所で製造された。京都府教育委員会によると、現在する同鉄道の車両の中でも最古のひとつで、「全体的に改変が少なく、木造の車内の保存状態も良好な点が指定に結びついた」と説明する。 この電車は、同鉄道が大正期に京都市に買収されたあとも市電として昭和36年まで走行し、その後は、平安遷都1100年記念で明治28年に開かれた内国勧業博覧会の会場になった同神宮の神苑に置かれた。





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