“新型コロナ”感染拡大 航空便や鉄道の運休相次ぐ

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“新型コロナ”感染拡大　航空便や鉄道の運休相次ぐ

2020/01/30 公開 新型コロナウイルスの不安が世界中に広がっています。 　30日朝、第2便で武漢から帰国した210人の日本人。せきや発熱などの症状を訴えている人は、13人いたといいます。さらに、29日に武漢から帰国した日本人のうち、3人が感染していたことが分かりました。 　猛威を振るう新型コロナウイルス。初めて感染者が確認された国もあります。北欧のフィンランドで29日、武漢から来た中国人旅行者の女性の感染を確認。さらに、中東のアラブ首長国連邦でも武漢から来た中国人の感染を確認したといいます。これで感染者は19の国と地域に広がり、中国本土と合わせて世界で7800人を超えました。 　感染拡大を受け、各国が対策に乗り出しています。イギリスの大手航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」やドイツの「ルフトハンザ航空」などが北京や上海など中国本土への直行便の運航を取りやめると発表しました。さらに、ロシア政府はロシアと中国を結ぶ鉄道について、モスクワと北京を結ぶ路線を除くすべての列車の運行を当面、休止すると発表しました。 　そんななか、WHO（世界保健機関）は日本時間の30日夜、新型コロナウイルスについて緊急事態宣言を出すかどうかを判断する緊急会合を開くことを決めています。