犯行時間わずか8分・・・巧妙“金庫ドロ”の一部始終

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犯行時間わずか8分・・・巧妙“金庫ドロ”の一部始終

2020/01/29 公開 大阪市の事務所から金庫が盗まれた事件で逃走していた容疑者が1人、逮捕されました。犯行時間はわずか8分、防犯カメラは盗み出す一部始終を捉えていました。 　車から降りてきた2人組。そのまま事務所の入り口に向かいます。マスクなどで顔を隠し、周りの様子を気にしながら工具のようなものでドアをこじ開けます。そして、建物内に侵入した2人は事務所内にあった金庫を転がすように運び出します。事務所から出てきた2人は待機していた車の後部座席に金庫を積み込もうとしますが、入りません。すると、今度は運転手を含む3人で車の荷台に金庫を積み込みました。荷台に金庫を載せた車は急発進。すると、その勢いで金庫が倒れ、後ろの窓が割れてしまいます。しかし、車はそのまま走り去っていきました。この犯行にかかった時間はわずか8分ほどとみられています。 　そして、28日に窃盗などの疑いで逮捕されたのが職業不詳の大川眞吾容疑者（33）。去年8月、大阪市浪速区の会社事務所に侵入して金庫を盗んだ疑いが持たれています。警察によりますと、金庫の中には現金500万円のほか、金でできた釣り用のリール4点が入っていて、被害金額は1000万円を超えるということです。警察は大川容疑者の他に少なくとも2人以上がこの事件に関与しているとみて、共犯者の行方を追っています。