「おもて無」で注目 サービスよりも味と値段で勝負

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「おもて無」で注目　サービスよりも味と値段で勝負

2020/01/22 公開 今年のトレンドを先取りしそうな意外なレストランに今、注目が集まっているようです。 　「とても斬新、そして味はめちゃくちゃおいしい」「私が一番、衝撃を受けたレストランかもしれない」とネット上で驚きの声が上がっている都内の飲食店「トキオプラージュ・ルナティック」。客は券売機で食券を購入し、注文。アナウンスがあると厨房の受け渡し口まで料理を取りに行きます。一見すると庶民的な飲食店に見えます。一体、何が驚きなのかというと、実はフレンチレストランです。 　格式が高く、高級とされるフレンチレストランが食券制で、料理を取りに行くのも食器を片付けるのも客が行うセルフ式です。驚きなのはそれだけではありません。それは料理の価格です。セルフ式のシステムにすることで、人件費などのコストを削減。本格フレンチを低価格で提供しているといいます。通常1600円ほどで提供するというキャビアが乗ったウニのムースは、なんと880円。さらに、じっくりと焼いた牛フィレ肉のステーキにフォアグラを乗せた一品。通常なら3000円ほどで提供しますが、1650円と激安です。 　ちなみに、リクルートが独自の調査で今年のトレンドの1つとして予測したのが「おもて無グルメ」。消費者はサービスよりも料理の質を重視していることから、セルフサービスのフレンチや焼き肉などに注目が集まると分析しています。