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零下7度の冷え込みの中、下帯姿で「湯 かけ祭り」 群馬・川原湯温泉

 Uploaded by 朝日新聞社

零下7度の冷え込みの中、下帯姿で「湯 かけ祭り」 群馬・川原湯温泉
2020/01/20 公開
群馬県長野原町の川原湯温泉で1月20日、下帯姿の男たちが湯をかけ合う「湯かけ祭り」があった。温泉街は今春に完成予定の八ツ場ダム建設に伴い高台に移転した。ダムは試験貯水が始まった昨年10月の台風19号で一気に満水となり、水をためた状態が続く。零下7度の冷え込みの中、伝統の奇祭は初めてダム湖を望む中で開かれた。
 祭りは毎年大寒の早朝に催される。紅白2組の計50人が温泉街の一角で、「お祝いだ」と叫びながら、おけの湯をかけ合った。枯れかけた温泉に再び湯がわいたことを喜び、「お湯わいた」と湯をかけ合ったのが起源とされる。
 ダム計画が浮上してから70年近くが過ぎ、温泉街の住民は激減。旅館は最盛期の4分の1ほどの5軒に減ったが、祭りを見守った川原湯温泉協会の樋田省三会長は「ダム完成の年に、ずっと温泉と生きてきた地元の大切な祭りを盛り上げられた」と白い息をはいた。





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