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イランは犠牲避けた?米側、抑制の一方で反撃の準備

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イランは犠牲避けた?米側、抑制の一方で反撃の準備
2020/01/08 公開
司令官を殺害されたイランは、報復としてアメリカ軍が駐留するイラクの基地に弾道ミサイルを打ち込みました。今回の攻撃を受けて、アメリカがさらに反撃する可能性はあるのでしょうか。ワシントンから報告です。

 (高羽佑輔記者報告)
 攻撃があった当時の状況について、少しずつ詳細が明らかになってきました。今回、攻撃を受けた2つの基地のうちの1つ、アサド空軍基地についてCNNは「初期の調査によると、ミサイルはいずれもアメリカ軍が生活の拠点としていないエリアに着弾した」と報じています。攻撃の時間が、多くの人が活動していない未明だったこともあり、イランがアメリカ側の被害をなるべく出さないようにしたのではないかとの見方も出ています。
 また、アメリカはすぐに大規模な反撃には出ない可能性もあります。トランプ大統領は攻撃の直後、テレビで演説することを検討しましたが、一転してツイッターで被害の少なさを評価するにとどめました。ホワイトハウスで協議したポンペオ国務長官やエスパー国防長官のアドバイスを受け、抑制的な反応に努めたとみられます。
 一方で、アメリカ軍は何百発の巡航ミサイルを用意し、命令があれば標的に対して発射する準備ができているという情報もあり、緊張は続いています。トランプ大統領が日本時間の8日夜に発表する声明でイランを刺激すれば、さらに緊張が高まる恐れもあります。





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