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産業用ドローン、未開の市場を飛ぶ 災害現場で地形解析 広島のベンチャー「ルーチェサーチ」

 Uploaded by 朝日新聞社

産業用ドローン、未開の市場を飛ぶ 災害現場で地形解析
広島のベンチャー「ルーチェサーチ」

2020/01/05 公開
危険な災害現場へ、老朽化が疑われる建物へ。ベンチャー企業「ルーチェサーチ」(広島市)の強みは、ドローンを使って地形や構造物を精密に測量・解析する技術力だ。実績を重ね、産業用ドローン市場の開拓へと全国を飛び回る。
 広島豪雨災害(2014年)、熊本地震(16年)、西日本豪雨(18年)……。毎年のように起きる災害の現場で、ルーチェサーチがつくったドローンが躍動する。山間地や急斜面などの上空から、1秒間に数十万発も照射できる高性能レーザーによる計測で、樹木の下に隠れている地形を3D画像にして解析していく。現場で即座に地割れの状況を見つけ、捜索の判断にも役立っている。
 渡辺豊社長は「ドローンなら、人がなかなか行けない場所に入ることができる。測量から解析までを短時間でこなせる技術力も強みだ」と語る。橋やダムなど老朽化が心配される構造物でも、亀裂やひび割れの状況を解析して力を発揮する。こうした災害や土木現場などで、年間100業務ほどの依頼をこなす。





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