「雲の上の図書館」 自宅のリビングのようなくつろぎ

Uploaded by 朝日新聞社 「雲の上の図書館」　自宅のリビングのようなくつろぎ (2019/10/25)

「雲の上の図書館」　自宅のリビングのようなくつろぎ

高知市から車で２時間弱の梼原町は樹木に溶け込むような町だ。その一角に「雲の上の図書館」がある。床、階段、本棚。見渡す限り明るい木目調が館内を包む。入り口で靴を脱ぎ、入館する。素足には、床からほんのりと木のぬくもりが伝わってきた。図書館は、町内で六つの施設を手がける世界的建築家の隈研吾さんがデザインした。隈さんは地域の自然素材を最大限生かす。図書館にも町産のスギや県産のヒノキをふんだんに使っている。