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日韓対立で「GSOMIA」どうなる 米が韓国説得か

 Uploaded by ANNnewsCH 日韓対立で「GSOMIA」どうなる 米が韓国説得か(19/08/09)

日韓対立で「GSOMIA」どうなる 米が韓国説得か

9日のニュースの言葉は「GSOMIA」についてです。 GSOMIAは「General Security of Military Information Agreement」の頭文字を取ったもので、軍事情報包括保護協定という意味です。つまり、防衛に関する秘密情報を共有しましょうという日米韓の枠組みで、この協定でこの3カ国は結ばれています。主な目的は北朝鮮の脅威に対抗するためです。 例えば、北朝鮮がミサイルを発射した時、アメリカの軍事衛星が発射情報を検知。韓国のイージス艦が発射直後にミサイルの角度や速度を確認。日本の近くまで飛んできたら落下地点の情報、これらの情報を円滑に共有することができるわけです。つまり、高い精度の情報で北の脅威に速やかに対応することが可能となるのがGSOMIAです。秘密情報を渡し合うわけなので、信頼関係がないと成り立ちません。しかし今、日本と韓国は輸出規制の問題で揺れています。 日本がホワイト国から除外したとして、報復として韓国はGSOMIAを破棄する可能性も示唆しているなか、9日にアメリカと韓国の防衛トップの会談が行われました。韓国・ソウルの大統領府前から報告です。 (吉永晋也記者報告) (Q.会談はどんな話し合いになった?) 会談の詳しい内容はまだ伝わってきていません。ただ、様々な内容を議論したということなので、GSOMIAのことも議題に上がったとみられます。アメリカとしては、非核化を巡る北朝鮮との交渉が大事な局面を迎えているなかで、日米韓の連携は緩められないという立場です。会談でエスパー国防長官は「対北朝鮮防衛のために必要だ」と強調し、韓国側を説得したとみられます。対する韓国側は度々、これまでに「破棄」を示唆しているものの、あくまで協定の重要性は理解しています。日本を牽制(けんせい)する数少ないカードの一つとして手元に置いておきたいというのが本音とみられます。強硬な国内世論を抑えられると判断すれば、アメリカの説得に応じる可能性はあります。日韓GSOMIAの更新期限は24日です。韓国がアメリカの説得に応じるのか、それとも強硬姿勢を貫くのか決断の時が迫っています。





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