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“解説”台風8号のピークは?進路は? 台風9号も

 Uploaded by ANNnewsCH “解説”台風8号のピークは?進路は? 台風9号も(19/08/05)

“解説”台風8号のピークは?進路は? 台風9号も

強い台風8号が勢力を強めつつ日本列島へと接近していて、すでに沿岸ではうねりを伴った波など影響が出ています。さらに、南の海上では台風9号が発生していて、今週はこの「ダブル台風」に翻弄(ほんろう)される1週間となりそうです。気象予報士・今村涼子さんの解説です。 日本の近海に台風が2つあり、8号と9号というふうに位置していますが、8号がこれから上陸という恐れが高くなっています。5日午後に強い勢力になりました。四国から250キロほど沖合にありますが、この後、夜に近付いて日付が変わって6日午前3時なので大体、夜中の午前3時から午前4時くらいにかけて宮崎県内辺りに上陸する恐れが高くなっています。その後、日中にかけて九州全体に大荒れという状態になると思います。 この台風8号には大きく2つ特徴があります。まず、コースが九州にとっては異例のコースとなりそうです。もう一つが小さいけど威力が強い。なので、いきなり急に荒れた天気になることが考えられます。まず、コースについては通常の例年の8月に取りやすい台風のコースは南から九州の西を通って北上するパターンです。これは太平洋高気圧が覆っているので、その縁を回って大回りする形になるからですが、今の太平洋高気圧の形が細長くなってしまい、西日本ががら空きです。なので、台風がここに進める形になって九州に東から突っ込んで来るという形で、いつもだと西を通るのが東から来るということであまりないコースということになります。 九州の東部を中心に荒れた天気が予想されるということです。最大瞬間風速が50メートルと一部で記録的になる恐れがあります。特にこの宮崎県内は暴風雨の被害がかなり大きくなる恐れが出てきています。小さいけど強いもう一つの特徴が雨予想に表れていますが、活発な強い部分が中心付近にまとまってコンパクトです。これがこの後、夜遅くにだんだんと九州や四国にかかり、日付が変わって上陸直前の午前3時ごろ、かなり活発な雨雲が掛かるのでこれも宮崎とか九州の東部を中心に猛烈な雨の降り方になると思います。再び300ミリくらい降る所が出てくると思います。6日朝にかけて午前中がピークで通勤時間帯になると九州全体で激しい雨になりそうです。この時間帯でもまだ風は伴っているので、6日朝の通勤時間帯は九州は交通機関がかなり乱れると思います。なので、特に東部は本当に今回、大荒れになるので5日夜中に安全な場所に避難するなどが大切です。 台風9号はこの後、沖縄方面に近付きます。こちらは非常に強い勢力まで発達して8日から9日辺りに沖縄方面で大荒れということになりそうです。ちょっと遅れると連休にもかかってくる恐れがあります。





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