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絶滅おそれのミナミイワトビペンギン 凍結精子で繁殖 海遊館が挑戦中

 Uploaded by 朝日新聞社 絶滅おそれのミナミイワトビペンギン 凍結精子で繁殖 海遊館が挑戦中 (2019/08/03)

絶滅おそれのミナミイワトビペンギン
凍結精子で繁殖 海遊館が挑戦中

海遊館(大阪市港区)が凍結精子によるミナミイワトビペンギンの人工繁殖への挑戦を続けている。凍結精子は半永久的に保存でき、繁殖の可能性が飛躍的に広がる。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されているペンギンの絶滅を防げるか。
 ミナミイワトビペンギンは、まゆ毛のような黄色い飾り羽根が特徴。岩の間をジャンプしながら移動する姿が名前の由来という。南大西洋のフォークランド諸島などに生息しているが、個体数が減り、絶滅する恐れがあるという。
 海遊館は1990年に飼育を始めた。特定のペアしか受精卵を産まない繁殖の難しさから、2011年から人工繁殖に着手。16年6月、葛西臨海水族園(東京都)のペンギンから採った液体精子による人工繁殖に世界で初めて成功した。だが、液体精子の場合は使える期間が限られ、交配させる水族館や動物園も近場に限られる。凍結させた精子であれば国内のみならず、海外の個体との受精にも可能性が広がる。





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