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人形浄瑠璃、舞うのは萌えキャラ2体 人間国宝も後押し

 Uploaded by 朝日新聞社 人形浄瑠璃、舞うのは萌えキャラ2体 人間国宝も後押し (2019/07/29)

人形浄瑠璃、舞うのは萌えキャラ2体
人間国宝も後押し

大阪府能勢町の伝統芸能「能勢人形浄瑠璃」が7月30日、同府豊中市の大阪大学豊中キャンパスで披露される。演目「能勢三番叟」を演じる西能浄さん(お浄)と木勢るりさん(るりりん)は「永遠の高校1年生」として活動する能勢町の萌えキャラで、大学生に親しんでもらうために初めて能勢の地を離れた公演に臨む。
 能勢町では200年以上前から、語りと三味線だけで上演する素浄瑠璃が受け継がれてきた。町は「浄るりシアター」が完成したのを機に1998年、人形と囃子を加えた「能勢人形浄瑠璃」を作り、町民らが文楽の演者に人形の操り方の指導を受けながら、現代的な趣向をこらした公演を披露するようになった。
 萌えキャラ誕生は2014年。「いまさらゆるキャラではPRできない」とシアターの松田正弘館長らが中心となってデザインを公募。元々1人の予定だったが、公募のうち2種類が人気投票で接戦となったため、結局2人にした。
 これが功を奏した。「お浄」こと西能浄はクール、「るりりん」こと木勢るりは天真らんまんという好対照なキャラが人気を集め、全国からファンが訪れ、人形浄瑠璃も見てくれるようになった。18年に亡くなった人形浄瑠璃文楽の人間国宝、竹本住太夫さんは「思いっきりやりや」と激励してくれたという。昨年6月には人形を作って舞台デビュー。るりりんの赤い髪はコスプレ用カツラから拝借した。来場した人形遣いの人間国宝、吉田簑助さんにも動かしてもらった。





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