五輪会場、車いす誘導はロボにお任せ 飲料のお届けも

Uploaded by 朝日新聞社 五輪会場、車いす誘導はロボにお任せ　飲料のお届けも (2019/03/15)

五輪会場、車いす誘導はロボにお任せ　飲料のお届けも

２０２０年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は３月１５日、競技会場などで使うロボットを公開した。運営でロボットが本格的に活用されるのは、五輪では初めてとなる。 　採用が決まったのは、トヨタ自動車が開発する「生活支援ロボット」とパナソニックの「パワーアシストスーツ」。生活支援ロボットは２体で１セットで、車いす利用者を観客席まで誘導するものと、席まで飲み物を運ぶもの。新国立競技場の車いす利用者席に１６セットを置く予定だ。 　背中に装着するパワーアシストスーツ（重さ４・５キロ）は選手やチームの荷積みなどで、２０台程度を使う予定。モーターの力で腰の負担が１～４割軽減するという。現在、約７０万円で販売されており、空港などで利用されている。