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護衛艦「ひゅうが」で防災訓練

 Uploaded by 朝日新聞社 護衛艦「ひゅうが」で防災訓練 (2019/03/10)

護衛艦「ひゅうが」で防災訓練

海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」を使った府と舞鶴市、海自主催の防災訓練が9日、京都府舞鶴市の北吸桟橋であった。海上保安庁や府警なども加わり、計約1200人が参加した。
 訓練は府北部を震源とするマグニチュード7・0の地震で交通網が寸断し、市内の医療機関も被害を受けたと想定。府は今回初めて、ひゅうがに臨時医療施設を設けた。
 甲板では府災害対策本部長の西脇隆俊知事を乗せた府警ヘリが着艦したほか、海上保安庁のヘリが海上から負傷者を引き上げ、甲板へ搬送。京都市消防局と陸上自衛隊のヘリも来て、DMAT(災害派遣医療チーム)のメンバーや医療物資を運んだ。

 艦内の多目的室は合同調整所となり、各機関が被害や救援の状況を報告。格納庫は救護所として使われ、看護学校生ら約50人が患者役となり、治療の優先順位を決めるトリアージの作業が行われた。また海保の巡視船「わかさ」が市と陸自の給水車に給水した。
 終了後、西脇知事は報道陣に対し、「ひゅうがは大型ヘリを活用した救命に有効だと実感した。艦内設備を使うのに手探りの部分もあったので、お互いに習熟していきたい」と述べた。




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