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【駅メロ企画⑥】JR福島駅「栄冠は君に輝く」「高原列車は行く」

 Uploaded by SankeiNews 【駅メロ企画⑥】JR福島駅「栄冠は君に輝く」「高原列車は行く」 (2019/02/21)

【駅メロ企画⑥】JR福島駅「栄冠は君に輝く」
「高原列車は行く」

古関 裕而(1909-89)は福島生まれの作曲家で戦後、ポピュラー音楽で多くの名曲を残した。生前は昭和時代の人気番組「オールスター家族対抗歌合戦」の審査員としても有名だった。生誕100年を記念して2009年4月からJR福島駅の発車メロディーに採用。「栄冠は君に輝く」が新幹線ホームで、「高原列車は行く」が在来線ホームで流れている。福島市には古関の記念館があり、JR福島駅前のロータリーには、ピアノを弾く古関の銅像に、時間ごとに曲が流れるモニュメントがある。

2007年の福島市政100周年の際に、福島青年会議所(JC)が街おこしの一環で古関メロディーのCDを作成。市民投票をしたところ、1位が「栄冠は君に輝く」で、2位が「長崎の鐘」、3位が「高原列車は行く」だった。「長崎」を除く2曲を駅メロ候補として福島JC理事長だった作田謙太郎さんらがJR福島駅に持ちかけ快諾を得た。「栄冠は」は夏の全国高校野球選手権大会のテーマソングとして知られ、「なぜ福島でこの曲が?」と福島駅で尋ねる乗降客も多いというが、生誕地という縁で、記念館が福島市内にある。「高原列車」は、福島県猪苗代町を走っていた沼尻軽便鉄道をモデルに、福島県小野町出身の作詞家、丘灯至夫が歌詞を書いた。

震災復興の取り組みの一環で、福島市ではJCを中心に古関メロディーの継承をさまざまな形で働きかける。2020年東京五輪では、1964年の東京五輪で使われた古関作曲の「オリンピック・マーチ」を再び使ってもらおうとの運動や、J古関を支えた妻、金子との物語をNHKの朝の連続テレビ小説にしようとの運動や、古関の野球殿堂入りを期待する声も高い。




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