４００年前の石垣姿現す 熊本城・飯田丸五階櫓の復旧工事現場

Uploaded by 朝日新聞社 　４００年前の石垣姿現す　熊本城・飯田丸五階櫓の復旧工事現場 (2019/02/20)

４００年前の石垣姿現す
熊本城・飯田丸五階櫓の復旧工事現場

熊本地震で熊本城（熊本市中央区）が被災した際、崩れ落ちそうな建物を支えた「一本石垣」が注目された「飯田丸五階櫓」の復旧工事現場で、築城当初につくられた古い石垣が約４００年ぶりに姿を現した。２月１９日、報道陣に公開された。古い石垣は１５９９年ごろから１６１２年の間につくられたとみられる。その後１６１５年ごろまでの間に櫓の土台となる石垣が拡張されて以来、埋もれて人目につくことはなかった。だが、今回の復旧作業で石垣を解体した際、その約８・５メートル内側に古い石垣が姿を現したという。