「平成の水煙」公開 奈良・薬師寺

Uploaded by SankeiNews　「平成の水煙」公開　奈良・薬師寺 (2019/02/21)

「平成の水煙」公開　奈良・薬師寺

世界遺産・薬師寺（奈良市）で約１世紀ぶりに解体修理が進められている国宝・東塔頂部の飾り「水煙（すいえん）」が新調され、報道陣に２１日公開された。東塔への設置を前に３月１～１０日、奈良時代に作られた「白鳳（はくほう）の水煙」とともに同寺で特別公開される。 　水煙は塔の屋根上にそびえる相輪（そうりん）の一部。銅製で４枚（長さ各約１・９メートル）からなる。飛天や飛雲が透かし彫りされた意匠で知られ、笛を吹く天人の姿も再現されている。損傷が激しかったため新調されることになり、伝統工芸高岡銅器振興協同組合（富山県高岡市）が約１年かけて制作した。