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チアからフットボール選手へ 36歳日本人、米国で挑戦 仲沢玲奈さん

 Uploaded by 朝日新聞社 チアからフットボール選手へ 36歳日本人、米国で挑戦 仲沢玲奈さん (2019/02/03)

チアからフットボール選手へ
36歳日本人、米国で挑戦 仲沢玲奈さん

アメリカンフットボールの祭典、米プロフットボールリーグ(NFL)のスーパーボウル。今年は2月3日にジョージア州アトランタでペイトリオッツとラムズが頂点をかけて対戦する。そんなスーパーボウルが開催される地で、チアリーダーから女子フットボール選手を目指して奮闘している日本人がいる。水着のようなユニホームを着てプレーする「レジェンズ・フットボール」のアトランタ・スチームに所属するDB仲沢玲奈(36)。
 偶然、テレビで見たフットボールに憧れ、31歳でチアを辞め、米国挑戦を始めた。2月上旬。スーパーボウルを前に盛り上がる米アトランタのジムで、仲沢は汗を流していた。元NFL選手のトレーナーから個別指導を受け、走り込みやテニスボールを使ったトレーニングに励んだ。体格差のある米国人選手に当たり負けないために食事量も増やす。友人の紹介でジム近くの日本人宅の部屋を借り、貯金を切り崩しながら生活する。
 仲沢は日本選手として初めてリーグのトライアウトに合格した。ビザ発給の関係もあって、2018年シーズンは練習生としてチームに同行。4月に開幕する19年シーズンでのデビューが目標だ。
 小学生の時はピアノ、中学生は吹奏楽。高校でソフトボール、大学はチアリーディング。社会人では会社員として働きながらチアとしても活動を続けた。
 レジェンズ・フットボールリーグは7人制。アメフトのコートを縮小した屋内で試合をする。登録選手は20人。「登録選手になる前にカットされないように、もっと頭も体も鍛えていきたい」。常に前だけを見て、ひたむきに突き進む。




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