文化財修復に使う古糊つくる「寒糊炊き」 九州国立博物館

Uploaded by 朝日新聞社　文化財修復に使う古糊つくる「寒糊炊き」　 九州国立博物館 (2019/02/02)

文化財修復に使う古糊つくる「寒糊炊き」
九州国立博物館

文化財の修復に使う古糊をつくる「寒糊炊き」が１月２５日、福岡県太宰府市の九州国立博物館であった。年に一度、気温が低く雑菌が繁殖しにくいこの時期につくっている。作業をしたのは国宝修理装潢師連盟（本部・京都）の技術者や九博の職員、ボランティアら計約８０人。技術者を指導役に、精製水と小麦のでんぷんを混ぜながら５０分ほど加熱。甕（かめ）に入れ、作業をした人の名前を書いた和紙で封印した。