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名物コイの代打「カメ」意外な人気 来園者たちに癒やし 高松・栗林公園

 Uploaded by 朝日新聞社 名物コイの代打「カメ」意外な人気 来園者たちに癒やし 高松・栗林公園 (2018/09/25)

名物コイの代打「カメ」意外な人気
来園者たちに癒やし 高松・栗林公園

コイヘルペスウイルス(KHV)病が発生し、全てのコイが捕獲・処分された高松市の栗林公園で、コイに代わってカメが人気を集めている。カメ用のえさも登場。新たなコイの放流が始まる11月まで「名物」のいない池で、来園者たちを癒やしている。
 公園観光事務所によると、園内は七つの池と沼があり、クサガメとイシガメ、スッポン、外来種のミシシッピアカミミガメの4種が確認されている。いつから生息しているかや、正確な数はわかっていないが、100匹以上はすんでいるとみられている。
 目立つのは、太い首のスッポン。体長約40センチの大物もいるという。事務所はえさを与えていないが、来園者がコイにえさを与えていたときに恩恵にあずかり、数を増やしたらしい。いずれも人になれていて、池のそばに行くと寄ってくる。
 公園にはニシキゴイとマゴイの約1千匹がいたが、2~4月に大量死が続いた。コイ特有のKHV病の感染が確認され、県は7月までに360匹を捕獲、焼却した。新たなコイは11月の秋のライトアップに合わせ、放流する。コイのえさをカメ用に切り替えた売店も出てきている。
 事務所の川田一郎造園課長によると、日本庭園は、ツルやカメなど長生きする動物の名前を石や島につける例が多く、カメはなじみがある。外来種は本来、駆除の対象だが、カメは積極的に捕まえていないという。




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