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「幻の味」モクズガニ料理を学ぶ 千葉・大多喜町

 Uploaded by 朝日新聞社 「幻の味」モクズガニ料理を学ぶ 千葉・大多喜町 (2018/09/25)

「幻の味」モクズガニ料理を学ぶ 千葉・大多喜町

千葉県大多喜町の夷隅川に生息するモクズガニを使った郷土料理づくりを学ぶ会が、同町の旧老川小校舎で9月22日開かれた。今ではほとんど幻となった料理を、夷隅川漁協の副組合長で県調理師会夷隅支部長でもある高梨喜一郎さんの指導で作って食べた。同校舎を使ってイベントを開いている良品計画(本社・東京都豊島区)が主催した。
 高梨さんの話では、モクズガニは淡水のカニで、大きい雄では甲羅の幅が8センチ近くある。夷隅川では9~11月が漁期。河口近くに産卵のために下るが、上流の大多喜町で捕れるカニが特においしい。しかし、町内では捕る漁師が高梨さん1人となり、料理を作る家庭もほとんどなくなったという。
 この日は高梨さんが約30匹を用意。14人が参加して「かにごし」という汁物と「かに飯」をつくった。「かにごし」は、かにを細かくたたいたあとに、白みそを加えてすり鉢でする。すればするほどおいしくなる。水を加えて細かいざるで殻などをこす。野菜を加えて温め、身が凝固してふわふわと浮き上がってくれば出来上がりだ。かに飯は、適当な大きさに切ったカニを、米としょうゆと一緒に炊き、食べるときに殻を取り除く。




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