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庶民の味方 JRの列車が走るミャンマー・ヤンゴンの環状線

 Uploaded by 朝日新聞社 庶民の味方 JRの列車が走るミャンマー・ヤンゴンの環状線 (2018/09/23)

庶民の味方
JRの列車が走るミャンマー・ヤンゴンの環状線

ミャンマー(旧ビルマ)の最大都市ヤンゴン。中心部をぐるりと周回する国鉄ヤンゴン環状線は、植民地時代に英国が整備した鉄路を引き継ぎ、1954年に運行を始めた。設備は老朽化するにまかされ、遅延、脱線、事故を繰り返すうち、みながそっぽを向いた。公共交通のシェアは1%。主役はバスなど車に譲った。タクシー初乗りが約300円のところ、環状線は1周しても約20円ですむ。車両に持ち込めるならば荷物はタダ。大人の2倍はあろうかという袋に荷物を詰めた男性も、野菜や米を手に余るはずの15袋に入れた女性2人組もいる。車に比べて存在感が薄かろうが、時速15㌔だろうが、環状線は庶民の味方として走る。荷物が人の居場所をふさいでも、赤ちゃんが泣いても、とがめる人はいない。みな、お互いさまなのだ




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