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セミの天ぷらのお味は… 昆虫を採って食べる会 千葉県御宿町

 Uploaded by 朝日新聞社 セミの天ぷらのお味は… 昆虫を採って食べる会 千葉県御宿町 (2018/09/08)

セミの天ぷらのお味は…
昆虫を採って食べる会 千葉県御宿町

千葉県御宿町で「昆虫を採って食べる会」が8月に開かれた。将来の食糧問題を真面目に考えようと、町の地域おこし協力隊の三次恵美子さんと同県鴨川市に住むサバイバル食研究家の永野太郎さんが開催した。
 まず、三次さんと永野さんが「なぜ昆虫食?」とのテーマで説明。昆虫の養殖は畜産と比べて環境負荷が小さく、温室効果ガスの排出量も少ない。食べると良質なたんぱく質が取れ、人間に伝染する動物の病気のリスクも低いという。
 その後、海岸部のメキシコ記念公園などに移動。参加者全員が虫取り網とかごを手に、散策路で自然を満喫しながらセミやトンボ、ジョロウグモなどをつかまえた。調理では、この日とった昆虫のほかに、永野さんがアブラゼミやカメムシ、サクラコガネムシを提供。一度加熱してから保存したもので、「こだわった一級品の食材」だという。
 ジョロウグモは素揚げ、セミは天ぷら、サクラコガネムシはかき揚げ、カメムシはタコスにした。永野さんによると、ジョロウグモは「空豆の味」で、アブラゼミやミンミンゼミは「ナッツとエビ、ツナ缶を合わせたような味」、サクラコガネムシは「サクラの葉の味」。カメムシはふだんはパクチーのような味がするが、6~8月の繁殖期は青リンゴの味がするという。




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