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時習館高化学部員が指導役、中学生が実験を体験 愛知

 Uploaded by 朝日新聞社 時習館高化学部員が指導役、中学生が実験を体験 愛知 (2018/09/07)

時習館高化学部員が指導役、中学生が実験を体験 愛知

時習館高で8月24日、「時習館科学の日」というイベントがあった。物理や生物など科学系の各部が愛知県東三河地域の中学生約50人を招き、「実験講座」を開くというもの。化学部は1、2年生34人が参加し、ユニークな実験をした。
 化学室には中学生25人が集まった。最初は水素や酸素を使った燃焼実験。部員が手本を見せ、中学生に実験を体験してもらった。強い酸性の塩酸を使うため、ゴーグルを事前に用意し、中学生全員が装着した。
 実験では、塩酸を入れた試験管に亜鉛を混ぜて水素を発生させ、マッチの火で水素を燃やしたり、触媒を使って過酸化水素から酸素を発生させ、ろうそくの火を大きく燃やしたりした。
 ほかに、水を加熱して気化させた水蒸気にマッチを近づけて発火させる「水で火をつける」実験をしたり、時習館の校章の形をした銅線を亜鉛でめっきしたりした。中学生は「もっといろんな実験をしたいと思った」と目を輝かせた。指導する1年生が「時習館に入学したら、化学部に入ってね」と、早くも勧誘する場面もあった。
 今回の講座は企画から事前の準備まで、1年生がすべて担当した。中学生に最も年が近い1年生が担うことで、親しみを持ってもらうのが狙いという。




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