SSブログ

100年前の味噌桶が居酒屋玄関に 愛知・豊田の蔵元

 Uploaded by 朝日新聞社 100年前の味噌桶が居酒屋玄関に 愛知・豊田の蔵元 (2018/08/04)

100年前の味噌桶が居酒屋玄関に 愛知・豊田の蔵元

愛知県豊田市桝塚西町の蔵元「桝塚味噌」(野田味噌商店)で100年前から使われていた大きな木桶が、東京の居酒屋の玄関に生まれ変わる。「絶滅の危機」とも言われる木桶の存在と、伝統食を生み出してきた役割を広く伝えるのが目的だ。
 同店はみその熟成のため、大小400の木桶を持っている。大半は70~80年前に作られ、150年以上前のものもあるという。このうち、老朽化した一つを捨てずに再利用する。
 高さは2・8メートル、上部の直径は3メートル。厚さ15センチの底板をはめ込んである。100年前の大正時代に別の酒蔵が作り、90年前に創業した桝塚味噌が譲り受けた木桶と伝わっている。
 玄関として再利用する東京・代々木の「MISO18ケ月」は、おでんやみそカツなど各地のみそ料理を売りにした居酒屋。桝塚味噌を経営する4代目野田好成さんは、居酒屋の共同経営者でもある。以前から古い木桶の再利用を考えていたといい、「木桶で作られるみそや酒は今や非常に少なく、木桶自体もいずれなくなると言われている。そんな現状を広く知ってくれれば」と期待している。




nice!(1) 

nice! 1