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優勝はShigekixとRam ブレイクダンスの第1回世界ユース選手権

 Uploaded by 朝日新聞社 優勝はShigekixとRam ブレイクダンスの第1回世界ユース選手権 (2018/08/03)

優勝はShigekixとRam
ブレイクダンスの第1回世界ユース選手権

ブレイクダンスが「スポーツ」になった。10月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されるユース五輪の正式競技に決まったうえ、今年5月にはその最終予選を兼ねた「第1回世界ユース選手権」が川崎市で開かれた。米ニューヨークのストリート発祥の若者文化が、競技として、世界に広がりを見せている。
 川崎市の「カルッツかわさき」で開かれた世界ユース選手権。1対1でダンスを披露し合う「バトル」を見ようと、約2500人の観客が詰めかけ、立ち見席まで埋まった。
 日本は屈指の強豪国だ。1980年代前半、日本の若者は世界でいち早く米国からブレイクダンスを「輸入」し、街角やアーケードなどで技を磨いていった。当時、民放テレビ番組の人気コーナーだった「ダンス甲子園」も、その広がりに拍車をかけた。
 世界ユース選手権で、優勝をさらったのは男女とも日本勢だった。男子優勝のShigekixこと半井重幸は、音楽との調和性を意識し、「誰にも負けていないっていう自信があった」。女子の部を制したRamこと河合来夢も力強さを前面に出し、「楽しんで踊れたのが勝因」と笑った。
 主催した日本ダンススポーツ連盟の石川勝之・ブレイクダンス部長は感慨深げだ。「ブレイキン(ブレイクダンス)がスポーツになった世界初の大会。昭和から平成に時代が変わったくらいの感覚です」




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