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自衛艦に響くラッパ君が代 130年前の譜、呉港で今も

 Uploaded by 朝日新聞社 自衛艦に響くラッパ君が代 130年前の譜、呉港で今も (2018/07/27)

自衛艦に響くラッパ君が代 130年前の譜、呉港で今も

広島県呉市の呉港では毎朝8時、海上自衛隊の艦艇からラッパの音が響く。自衛艦旗を掲げる時に鳴らす「旗揚げのラッパ」だ。旧海軍の軍港が置かれた明治の昔から、終戦直後の一時期を除いて毎日繰り返されている光景だ。聴き慣れぬラッパ曲は、実は「君が代」。
海上自衛隊の練習艦「やまゆき」で、金色に輝くラッパを手にした5人が、港を見下ろす艦橋の裏手に並んだ。間もなく静寂が訪れる。「10秒前」。艦内放送を合図に、ファンファーレにも似た「気をつけ」の号令を鳴らす。
 「じかーん(時間)」
 午前8時。5人は海自に七つあるラッパのための儀礼曲の一つを吹き始めた。艦尾の旗竿には、朝日を模した自衛艦旗が揚がる。みな動きを止め、姿勢を正した。旋律が45秒間、辺りに響く。




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