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洞窟閉じ込めの少年らが菓子を買った店 タイ・チェンライ

 Uploaded by 朝日新聞社 洞窟閉じ込めの少年らが菓子を買った店 タイ・チェンライ (2018/07/14)

洞窟閉じ込めの少年らが菓子を買った店
タイ・チェンライ

タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められ、全員無事救出された少年12人とサッカーコーチは、洞窟へ向かう前、駄菓子屋で菓子やジュースを買い込んでいた。発見されるまでの9日間、少年らは菓子やジュースを分け合って、命をつないだ。
洞窟から約2・5キロ離れた住宅街に、少年たちのサッカー練習場がある。雑草に覆われ、雨でぬかるんだグラウンドの隅には網のほつれたゴール。この近くで6畳ほどの駄菓子屋を営むカム・ドゥオンカウさんによると、6月23日の午前11時ごろ、コーチが1人で来店し、ミネラルウォーターのペットボトルを24本買った。間もなくして練習が始まった。
 4時間後、今度は赤色のシャツに黒のパンツ姿の少年2人が、マウンテンバイクでやってきて、ポテトスティックやイカフライなど30袋以上のスナック菓子と、オレンジジュースやコーラ、お茶のペットボトル計32本を購入した。菓子は1袋あたり70~90キロカロリーだった。
 カムさんが「こんなにたくさん買って、自宅近くにお店はないの」と尋ねると、少年の一人は「あるけれど、これから洞窟に冒険に行くんだ」と答えたという。友人によると、少年らは洞窟で仲間の誕生パーティーを開く予定だったという。
 救出活動にかかわったタイ軍幹部によると、救助隊のダイバーが7月2日夜に少年らを見つけるまでの9日間、少年たちはコーチの指示で菓子を少しずつ分け合って食べていた。




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