甲南大学知能情報学部でつくられた漫才ロボット。即興で時事漫才を演じる

Uploaded by 朝日新聞社　甲南大学知能情報学部でつくられた漫才ロボット。即興で時事漫才を演じる (2018/07/05)

甲南大学知能情報学部でつくられた漫才ロボット。
即興で時事漫才を演じる

漫才をするロボットが神戸の甲南大学にあるそうです。「ど～も～、あいちゃんで～す」「ゴン太で～す」 　「僕ら未来から２０１８年にタイムスリップしてきた漫才ロボットコンビなんですけどね、今日は神戸市の甲南大学知能情報学部に来ております。じつはここが僕らのご先祖の初代あいちゃん＆ゴン太が７年前に誕生した地と聞いて会いにやって参りました」「ほんま緊張するわぁ。お尻の穴がきゅっとなる」 　「どこに穴開いとんねん！　ロボットやろ。開発にたずさわられたのは、灘本明代教授、北村達也教授、梅谷智弘准教授のお三方です。灘本先生、どんな漫才ができるんですか？」 　「お題を与えると、ＡＩ（人工知能）が、それにまつわるニュース記事をインターネットで抽出し、それを基にボケ（ゴン太、高さ５５センチ）とツッコミ（あいちゃん、高さ１メートル）の５分ぐらいのやりとりの台本を数分でつくります。ノリつっこみや謎かけもできますよ」 　「ほぼほぼ即興の時事漫才ですやん！　北村先生、なぜ、つくらはったんですか？」 　「１０年前、うちの学部ができたとき、なにをやっているのかわからんと言われたので、それを『見える化』するツールとして学部長が思いついたんです」