高松空襲７２年、跡地巡る催しに８０人

Uploaded by 朝日新聞社　高松空襲７２年、跡地巡る催しに８０人 (2018/07/03)

高松空襲７２年、跡地巡る催しに８０人

１９４５年７月４日未明にあった高松空襲から７２年を迎えた２０１７年７月４日、空襲の跡地を歩き、戦争の歴史を学ぶイベントがあった。体験者を含む約８０人が参加し、１３５９人もの命を奪った悲惨な空襲の記憶を語り合った。 初回から活動してきた実行委代表の岡田昌子さんは「亡くなった人やその肉親の悲しみを記憶していかないといけない。戦後という言葉が長く続くことを願って歩きたい」とあいさつした。 　雨があがった午後６時過ぎ、丸亀町を出発。昨秋オープンしたたかまつミライエに入る平和記念館まで約１・２キロを歩いた。空襲の爪痕はほとんど残っていないが、参加者は戦中の市街地図や空襲直後の写真を見ながら思いをはせた。