ロールス・ロイス、初ＳＵＶ「カリナン」お披露目＝砂漠でも魔法のじゅうたん

Uploaded by 時事通信社/JIJIPRESS　ロールス・ロイス、初ＳＵＶ「カリナン」お披露目＝砂漠でも魔法のじゅうたん (2018/06/0911)

ロールス・ロイス、初ＳＵＶ「カリナン」お披露目＝
砂漠でも魔法のじゅうたん

英高級車メーカーのロールス・ロイス・モーター・カーズは１１日、初のスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「カリナン」を横浜市内でお披露目した。新型エンジンや全アルミ製の車台構造、衝撃緩和性が高いサスペンションを採用。砂漠や雪道などの悪路でも、舗装路同様の走りを実現した。 　カリナンとは、これまでに発見された世界最大のダイヤモンドの名。かつて「砂漠におけるロールス・ロイスは複数のルビーをしのぐ」と評されたことに由来する。世界中の顧客からＳＵＶを待ち望む声が高まり、２０１５年に開発を発表。今年５月、晴れて完成した姿がインターネット上で公開された。 　新開発の排気量６．７５リッターＶ１２ツインターボエンジンは、最高出力５７１馬力、最大トルク８５０Ｎｍを発揮。ロールス･ロイス伝統の走り「魔法のじゅうたんのような乗り心地」を生み出すため、走行データとカメラの情報を毎秒数百万回処理し、サスペンションを制御する。 　座席の仕様は、２タイプを設定。後席２人用は、席の間にシャンパンやグラスを収納できる冷蔵庫や、屋外でくつろげるシートとテーブルを設定でき、同３人用では、荷室が広げられる電動の折り畳みシートを備える。　価格は３８００万円（消費税込み）から。納期は１９年１月以降を予定。