大阪北部地震 帰宅の足を直撃 車内で５時間超、徒歩帰宅…鉄道網寸断

Uploaded by SankeiNews　大阪北部地震　帰宅の足を直撃　車内で５時間超、徒歩帰宅…鉄道網寸断 (2018/06/18)

大阪北部地震　帰宅の足を直撃
車内で５時間超、徒歩帰宅…鉄道網寸断

１８日朝の大阪北部地震の影響で、京阪神圏のＪＲ西日本の路線や私鉄などで軒並み運転が見合わせられ、交通網が寸断された。朝の通勤・通学ラッシュ時に加え、ＪＲの主要路線などでは夕方の帰宅ラッシュ時に以降も運休が続き、家路につく人たちの足を直撃した。山陽新幹線では５時間以上車内に閉じ込められた乗客も。都市生活を支える交通インフラだが、災害時のもろさが浮き彫りになった。 　私鉄のうち、阪神や近鉄、南海、京阪は同日午後に運転を再開。阪急は神戸線や宝塚線などで再開したが、京都線の一部区間では夜になっても運転見合わせが続いた。 　またＪＲ西日本は、夜以降も多くの路線で運転見合わせを継続。琵琶湖線や京都線、神戸線、学研都市線や東西線、宝塚線などの路線も対象となった。 　混乱は帰宅時間帯になっても続いた。大阪メトロが御堂筋線江坂－中津駅間で一時運転を見合わせたため、大阪市内の勤務先から府北部に帰宅する人たちが、淀川にかかる新淀川大橋を徒歩で移動。橋上には長蛇の列ができ、交通整理の警察官が車道に出ないよう呼び掛けた。